やっと少し秋らしくなりました

 

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農大では学生がキャベツの定植を行っていました。

露地栽培ですからキャベツを植えた後、虫除けのネットを張っています。

 

今年の夏はブドウの収穫までの管理、せん定、誘引、収穫準備、と大変忙しく、

個人では孫の塾通いを週2回やり、出雲市の若者支援センターより依頼を受けた23歳の若者の「自分探し」を手伝う圃場研修も行っています。

私自身が農大の研修を週1回受け、有機栽培の研修、販売についての研修2回、通販についての研修1回、商品企画、デザイン研修1回、保健所との折衝、

商品試作、パッケージ試作、島根県物産館の販売申し込み、そのための圃場調査視察、

自然栽培圃場視察研修と、タイトでゆっくりする暇がなく私の頭の中は7月と8月はパニックでした。

やっと研修等をこなして、後は10月の東京での「しまね有機の郷フェア」の出店準備と畑の

ニンニク、ジャガイモ、葉物、玉ねぎの植え付けだけになりました。

今のところ現役並みで老後の暇はありません!同年の友達たちは70歳で農業から卒業しましたが、なんでまた…?

妻はなんでお金までつぎ込んで、こんなことをしなければならないの?もっとゆっくり旅行でもした方がよっぽど良いのではと云いますが…。

人生にはいろいろな出会いがあります。障害者の皆さんが一生懸命に働いていて何人もが私に、「来年も雇ってもらえるでしょうか?」

と聴いてきます。ボランティア精神に目覚めてました…と云うか忙しい時間を私自身が楽しんでいるかもしれません。

いつまでできるか分かりませんが、作業用のジーパンをはいて仕事ができるまでは楽しくやろうと思っています。

後は浜ちゃんたち若いスタッフが続けていけるように道をつけたい。

一緒に働いて!早く障害者の皆さんに継続して農作業ができることを目指します。

大社菱根ファームのビジュノアールの収穫が終わりました。

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北側、真ん中、南側と20本ずつ3列あります。

今年植え直した14本を除いて、各ブドウの木の1/5ぐらい実をつけました。

糖度は22度から24度になりました。

今年はトータルで263kg出荷しましたが、来年は2倍以上の収穫を目指しています。

今年の問題点は着色時点の高温障害でした。南側の列は風通しが良くて軸枯れが出ていません。

中と隣地のハウスと接近していて風通しの悪い北側の列は非常に軸枯れが起こって房が枯れていました。

来年の気候が今年並みか、以上であれば適正な潅水と圃場の温度を下げる工夫が必要と思われます。

房の適正選別、球数の適正選択も必要かもしれません。

それにしてもビジュノアールのジュースは血の赤さ並みの色でした。

コンテナが血の色に染まって、びっくりしてしまいました。

 

ニンジンの収穫をしました

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8月から圃場を手伝っているA君が汗を流しながら活躍しています。

今年は地温が35度を超えたのでニンジンの色付きが変わっています。

いつもなら鮮やかな紫色が少しグレーがかっています。

明るい黄色のニンジンも色が鮮やかではありません。

我家で食べた感想は、みんな味はいつものニンジンより甘く感じたと云っていました。

ニンニクの植え付け準備が始まりました

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ニンニクの植え付け準備はすでに6月の終わりから始まっていました。

この畑はマメ科のヘアリーベッチを育てていました。

今刈り取りしているのは2段切りの上部です。もう1回下部を刈り

耕耘機に巻き込まないように長さを調整します。

まだ暑い日差しなので1週間もすると枯れてきます。

堆肥、鶏糞、米ぬかを一緒に入れ、耕耘します。畝を作って水をたっぷりかけた後に

透明ビニールで被覆して日光還元消毒を1か月かけて行いします。

10月の終わりごろに、透明ビニールを片付け、黒マルチをかけて

ニンニクを植え付けます。

その第2段階が始まりました。

大社菱根ファームのビジュノアールを島根ワイナリーへ初出荷しました

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2015年4月に植えた、大社菱根ファームのビジュノアールを遂に半分ほど初出荷しました。

今年は全体の1/6しか実っていません。

最高45度から43度の暑さが、3週間続きました。

この間に着色が進み、房の一部が軸枯を起こしてしまいました。

最初は病気かなと思いましたが、島根県農業技術センターでチェックしてもらったら

病原菌はありませんでした。2年生の木に取って根の負担が大きく、結局生理障害との診断でした。

原因はワイナリーの圃場のように水を極端に着色時期に制限して糖度が22度から25度も上がってしまったのか…。

来年は今年の2倍の生産を予定しているので、夏季の気温と着色時期の潅水管理、葉のせん定管理を調節する必要があります。

2年物の樹勢では1本当たり7kgでした。

糖度は22度から25度近いものもあり、すごく甘く着色は濃ゆい赤紫で上出来です。

早くワインができてくるのが待ち遠しい!

今日は通販ビジネスについて白川博司先生の講義を受けてきました

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ITで通販するということは

①24時間、365日閉店無しだということ

②国内外の商圏の壁が無くなる

③売り場面積の制限がなくなる

④一人でもできる

⑤初期投資が比較的少ない

⑥顧客の再構築と新規増が図れる

⑦在庫がいらない

⑧業種・業態に縛られなく新規事業に乗り出せる

と良いことずくめであるが、積極的性格、判断力のスピード、企画力、数字管理能力、

交渉力に卓越していなければならない。単なるパソコン使いでは無理。

3年やっても伸びなければやめた方が良いとの結論だった。

大社北荒木ファームの接木したメルローが4mも伸びてきました

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接木して1年目です。一文字造りの仕立てで主枝と副主枝を目標10mに伸ばそうと思っています。

大きい木では片側4mほど伸びてきました。

1日に12~15cm伸びます。4日目には副枝をせん定して誘引しなければ

目標の10mに伸びきれません。多分9月の終わりぐらいまでは成長を続けると思います。

来年はブドウの実をつけるのを祈っています。

トマトの接木を真剣にやっています

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島根農林大学校の研修で学生さんと一緒に耐青枯れ病に強い台木に桃太郎トマトの接木をしました。

茎の小さい穂木があり、カミソリでつい切りすぎてしまいます。クリップで接木を止めるのですが、

1週間ぐらい経たねば結果はわかりません。

みんな2時間半の真剣勝負でした。

今日から始める健康談義

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私がニンニク栽培を始めた理由(1)

現在73歳になりますが、52歳の時膵腫瘍で膵尾部の腫瘍切除をしてもらいました。

幸いまだ良性で現在まで、ワイン用ブドウ園、有機野菜栽培の4か所66aの畑でみんなと元気で働いています。

手術から20年ぐらいはパソコンソフトで毎日1日の摂取カロリーと消費カロリーのバランス、栄養分析して

血糖値を下げる薬を飲んでいましたが、

風邪をひいても治りが悪く、去年5月からついにインシュリン注射を1日に4回しています。

高血糖がニンニクを食べた翌朝は下がっているのに気が付きました。ここからニンニクについていろいろ調べてみることにしました。

ニンニクは皆さんご承知の通り、西洋料理に欠かせない調味料であるばかりでなく、

悪魔の吸血鬼ドラキュラ―伯爵も嫌がる健康増進のため食べられている食料です。

現実に食べてみると腸内細菌を活性化して、お腹がゴロゴロしガスが発生します。

孫は私がニンニクを食べてガスが出ると「おじいちゃんのオナラ!」とすべて私のせいだと騒いでいます。