3月25日 花穂も出てきて整形を始めた。今年は南園全部同じには成長がそろわない。

B、C通りの4,5.6本目は同じように発芽して、展葉も似ている。1本目2本目は展葉1~2枚目と不ぞろいである。A、D通りは同様に1~5本目まで未だ展葉が遅い。入口に近い1~3本までの木も同様である。園の中央部から東にかけて3本目ぐらいの温度、湿度は比較的高い。入口付近の温度が比較的低いが、はっきりした原因は分からない。考えられることは、今年は梅の花も咲き始めから満開までは1か月近くかかった。東京の桜も開花から時間が掛かっている。自然現象かもしれない。

結果成長した展葉、花穂毎に誘因、花穂整形作業をするしかない。北園、小園が重なると、今年も大忙しくなるだろう!

前回(2月20日)より16日(3月7日)経って成長した葉

芽欠きとは

新梢の数を適正に減らすことである。1本のブドウの木が作る樹液には限度があるので、芽欠きをして減らす。ベテランの農家は芽が出た段階で減らすが、私たちはベテランでもないので、分かりやすくなった段階で芽欠きをする。1本の新梢に1個のシャインマスカットの房ができる。早く選択してその枝に樹液を集中させ枝を太く成長させる。

それを早く見分けるのが省力化や大きな良い房を作る技術の一つである。

 

1月の中旬、梅の花のはしり

1月11日、ふなつの畑の30本の春の先駆け梅の花が咲き始めた。最初は小梅のピンクの花からだった。

今年は梅の剪定が11月に出来なく、1月に入ってから剪定をした。切った枝の始末ができなかったが、

今年は強力なチッパーの助っ人を用意した。

このチッパーで切った枝を堆肥造りに利用しようと米ぬか、醗酵鶏糞、枯れ草を混ぜ、それに醤油カスを混ぜ

6か月から10か月発酵させる予定だ。どんな肥料になるかは初めてのことで分からないが、米作では先駆者

がいて雑草を抑え、病気や追肥がいらず成長に効果があると聞いている。もちろん梅の肥料にもする考えだ。