畑の消毒

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畑の土にはたくさんの害虫の卵、幼虫が棲んでいます。もちろんミミズなど益虫もいます。
収穫が終わった後まず畑の荒起しをします。そのあと有機石灰を入れて酸性土をアルカリ性に変えます。
1週間ぐらい時間をかけ浸透させます。発酵牛糞、発酵鶏糞、米ぬか、納豆菌等酵素の力を借ります。
最後にもみ殻を混ぜ、土の粒度を調整してもう1回耕うんします。
水をたっぷり吸わせ透明ビニールを被せ、太陽光線を浴びると地中の温度が70度以上になり殺菌をします。
2か月以上かけて殺菌した状態で植付をします。ミミズは逃げてしまうので死にません。
畑のレガロふなつファームでは農薬殺菌はしていません。

キャンティワイナリー

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なぜワイン用のブドウを育てようと思ったのか?不思議に思われるでしょう!
イタリアを旅をした時に飲んだキャンテクラシコの味が、
なぜか日本で飲むより美味しいと感じたのが忘れられなかったからです。
こんなに同じワインの味が違うのか、追々話しますがここからワインへの追及を始めたのです。

皆さん国内産ワインと日本国内産ワインの違いを知っていますか?
これが違うんです!
日本国内産ワインは日本で育てたぶどうから作ったものです。
国内産ワインはブドウジュースを外国から買ってきた液を発酵したものです。
だから安全、品質、味が違うんです。

 

イタリアのキャンテワイン

トスカーナのブドウ畑

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見渡す限りのワイン用ぶどう畑! バスで30分走ってもぶどう畑は続くんです。
息子と1週間に少なくとも3本のワインを試飲しています。二人で10項目の評価を5段階で行っています。
総合評価はもう一度飲みたいかです。もう1000本以上は飲んだと思います。
自分で美味しいワインは自分でブドウを育て作るというのが結論です。
で!この歳になりぶどう栽培を始めようと思いました。
吾ながら呆れています。

畑の始まり

畑の始まり

 

畑の始まり
2012年出雲へUターンしてふなつファームで野菜栽培を始め農業が楽しくなりました。
朝の畑は鶯の鳴き声を聞きながらコーヒーを沸かして飲むことから始まります。
何しろ1日が充実するのです。

2015年1月 「もっとゆったりした終末をするといったのに…約束が違う!」と妻に言われ、
達磨大師のように「起きるのは自分で!」転んでも自分で起き上がる。
始めるのは自分の決断だけだと妻に啖呵を切りました。

これから始めるのは知らないことだらけですが…。
「まあ!なんとかなるさ」と自分に言い聞かせて始めました。