大社菱根ファームでヴィジュノアールの2番成りができました

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2年目は2番成りを成らすのは良くないといわれています。

私はそれも確認してみたいと思います。

中央のC通りが特に多く成っています。

ここは半分ぐらいの房が軸枯れを起こしたところです。

30以上の房をつけているから木の樹勢が強いと思います。

たぶん来年も大丈夫だと思います。

 

大社菱根ファームのビジュノアールを島根ワイナリーへ初出荷しました

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2015年4月に植えた、大社菱根ファームのビジュノアールを遂に半分ほど初出荷しました。

今年は全体の1/6しか実っていません。

最高45度から43度の暑さが、3週間続きました。

この間に着色が進み、房の一部が軸枯を起こしてしまいました。

最初は病気かなと思いましたが、島根県農業技術センターでチェックしてもらったら

病原菌はありませんでした。2年生の木に取って根の負担が大きく、結局生理障害との診断でした。

原因はワイナリーの圃場のように水を極端に着色時期に制限して糖度が22度から25度も上がってしまったのか…。

来年は今年の2倍の生産を予定しているので、夏季の気温と着色時期の潅水管理、葉のせん定管理を調節する必要があります。

2年物の樹勢では1本当たり7kgでした。

糖度は22度から25度近いものもあり、すごく甘く着色は濃ゆい赤紫で上出来です。

早くワインができてくるのが待ち遠しい!

大社北荒木ファームの接木したメルローが4mも伸びてきました

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接木して1年目です。一文字造りの仕立てで主枝と副主枝を目標10mに伸ばそうと思っています。

大きい木では片側4mほど伸びてきました。

1日に12~15cm伸びます。4日目には副枝をせん定して誘引しなければ

目標の10mに伸びきれません。多分9月の終わりぐらいまでは成長を続けると思います。

来年はブドウの実をつけるのを祈っています。

大社菱根ファームのヴィジュノアールが着色してきました

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ハウスの温度が41度になり、地温も32度から36度になってきました。

地中水分は20cmの位置でノーマルからウエットです。

ブドウの糖度は15度から25度の範囲です。ハウス内の温度を下げるため、

ブドウに吸収されないように1日中スプリンクラーをブルーシート上で回しました。

結果34度になりました。

 

ヴィジュノアールのせん定と誘引です

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早いヴィジュノアールは実をつけ始めました。圃場が多くてなかなかせん定が追いつきません。

21日から大社菱根ファームのせん定を始めました。

10cm~15cm間隔でせん定して誘引します。1本の木で1時間は掛かってしまいます。

急いだのでズッキと不気味な音をさせてしまいました。枝が折れてしまったのか2~3日しないと分かりません。

案外ついているのかもしれませんが、折れた場合は枝が枯れています。

慎重に!急がなければいけません。あと40本あります。

ヴィジュノアールの接木を行っています

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去年のせん定したヴィジュノアールの枝木を冷蔵して取っておいた。

5月になってデラウエアの親技に新梢が出てきたのでヴィジュノアールを接ぎ木始めた。

接木をするヴィジュノアールの枝の先端を両面鋭角に削って、

デラウエアの新梢を割って挟み込んで乾燥を防ぐためビニールテープを巻いて保護する。

細かい作業なので二人で1か所4本接木をして親技10本がやっと出来る。

メルローはデラウエアと新梢同士で同じような作業で接木をしている。

この場合はメルローの新梢が手に入らないとできない。メルローのせん定とタイミングを合わせて接木をすることになる。

結果は2週間程度で新葉が出ると分かる。新葉が出なければまた繰り返すことになる。

うまく接木ができれば2年ほどでブドウができる。根気の必要な作業だ。